ひらいの携帯ブログ

携帯料金はこうして変わってきた!

楽天が月2980円のプランを出す。


2020年3月3日、楽天が4月8日からMNOの正式サービスを開始することが発表されました。
自社回線を使ったMNOサービスを月々2980円で使えるという驚きの安さで使える点、300万人まで1年間無料で使える点が訴求されました。
この報道による株価の影響はTOPIXと比べてあまりなかったものの、コロナウイルスによる大暴落の影響を楽天KDDIは受けています。

kakakumag.com


楽天モバイルは、2020年3月3日、新たに開始するMNOサービスの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT(ラクテン アンリミット)」を発表。4月8日より開始する。月額2,980円で自社エリアならデータ通信使い放題という低額の料金プランだ。

その概要を解説しよう。

菅総理による携帯料金値下げの提言

2020年8月28日、安倍総理が辞任する意向を固めました。
次期首相の候補は菅官房長官、岸田政調会長、石破元幹事長と予測されました。
アベノミクスが終わってしまうことから、8月28日からKDDIソフトバンクの株価は大幅に下げました。
また、候補の菅官房長官は9月16日の内閣総理大臣就任会見で値下げに対する意欲を示し、さらに株価が暴落。
さらに8月31日にソフトバンクグループがソフトバンク保有株を売却することを発表。需給悪化を嫌気する売りが先行し、ますます株価を下げることに。
8月25日から9月29日にかけてKDDIでは21%程度、ソフトバンクでは19%程度株価を下げました。

 

www.itmedia.co.jp


9月16日の内閣総理大臣就任会見では「国民の財産の電波の提供を受け、携帯電話の大手3社が9割の寡占状態を長年にわたり維持して、世界でも高い料金で、20%の営業利益を上げ続けている」との理由から値下げに対する意欲を示す


ソフトバンク株が約2カ月ぶり安値、親会社が保有株約22%を売却へ

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国内通信大手のソフトバンクの株価が約2カ月ぶりの安値を付けた。親会社のソフトバンクグループが最大22%の保有株式を売り出すと発表し、需給悪化を嫌気する売りが先行した。


ワイモバイル、UQモバイルが新プラン発表

10月28日、ソフトバンクAUがサブブランドでの新プランを発表しました。
ワイモバイルでは月々4480円で20GBまで使えるプラン、UQモバイルでは月々3980円で20GBまで使えるプランを発表。
しかし11月28日、武田総務大臣は「サブブランド値下げは羊頭狗肉」とし、メインブランドでの値下げを求めました。
ワイモバイル、月20GB・4480円の新プラン 12月下旬に提供 MNP転出手数料は撤廃

www.itmedia.co.jp


ソフトバンクは10月28日、Y!mobile(ワイモバイル)のスマートフォン向け新料金プラン「シンプル20」を発表した。月間データ容量は20GBで、基本料金は4480円(税別、以下同)。12月下旬から提供する。


UQ mobile、月20GBで3980円の新プラン 21年2月以降に提供へ

www.itmedia.co.jp


KDDIは10月28日、格安SIMサービス「UQ mobile」で、月間データ容量20GBで月額3980円(税別、以下同)の料金プラン「スマホプランV」を2021年2月以降に提供すると発表した。


武田総務大臣「サブブランド値下げは羊頭狗肉」――メインブランド値下げ要請で「アクションプラン」が台無しに

www.itmedia.co.jp


「多くの利用者が契約しているメインブランドでは新プランが全く発表されていない。これが問題だ」
武田良太総務相は11月21日、定例記者会見でこう発言した。


ドコモがメインブランドでの新料金を発表


12月3日、ドコモがメインブランドでの値下げを発表しました。
ahamoというプラン名で月々2980円で20GBまで使えるプランを発表。
TOBが成立したドコモならではのプランだと評価されました。


新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表<2020年12月3日>

www.nttdocomo.co.jp


株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ニューノーマル時代を切り開いていくデジタルネイティブ世代にフィットした、月間データ容量20GBを月額2,980円(税抜)でご利用いただける新たな料金プラン、「ahamo(アハモ)」を2021年3月に提供開始いたします。


NTTがドコモを完全子会社化、TOB総額4兆円超-対応迅速化

www.bloomberg.co.jp


以上が今携帯各社で起こっていたニュースのまとめとなります。

今後携帯料金はどうなるのか


今後携帯料金は2つの傾向に向かうと思います。
①通信契約のオンライン化
ドコモのahamoはドコモショップでの契約はできず、オンラインのみで契約を受け付けます。
今後他社も追随してオンライン上で契約できるプランが増えていくと考えています。
これによって人件費が少なくなり通信費も安くなっていくはずです。


②4Gは安いサービスになり、5Gがメインのサービスになる
5Gを使う人向けの高くて大容量を使えるプレミアプランとあまり使わない人向けの低容量で安いエコノミープランとにプランが二分されていくと考えられます。
2009年から始まった4G通信は2020年で開始から11年経っています。
3Gもおおよそ10年間で4Gが登場し、あまり使わない人向けに3G、たくさん使いたい人向けに4Gというように住み分けが行われてました。